たけし 又吉 報道 不満
怒っています。
どういうことか?
『お笑いタレントが芥川賞を獲った!』とちょっと、小馬鹿にして
報道していることに、気に食わないと言ってます。
同時に「何もないところから、お笑いを生み出す人なんだから、ライターとしては
すぐれている」
とお笑いタレントのスキルの高さをアピールしてました。
確かにそうです。
お笑いタレントを目指した方なら、どれだけネタを生み出すのが大変なのか
感じているはずですし、知識もいるし、頭の回転も早くないと、お笑いはやれません。
はっきり言って、【馬鹿】ではできない職業です。
本当に頭のよろしくないことを言って笑かしているのは、
笑わせているのではなくて、「馬鹿にされて」笑われているのです。
自らコントロールしてわらわせているのではないのです。
その点、お笑いタレントは、どこで、笑わせるか?
というポイントを考えて、ネタを作ってます。
1分に1回、笑いのポイントをもってきます。
10分のネタなら、10回以上の笑いのポイントをもってきます。
コントロールしてるんです。
だから、頭がよくないとできないし、俯瞰で物事をみることができないと
お笑いはできません。
今回の又吉の小説も、なが~~~前振りがあって、ネタをつくるというのは、
小説もお笑いも同じです。
又吉さんの場合は、そこに、独特の世界観があるので、今回の受賞につながったのだと思います。
おめでとうございます。
また、新たな作品を期待してます!